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  1. 千葉県議会 2022-12-13
    令和4年_県土整備常任委員会(第1号) 本文 2022.12.13


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前9時59分開会 ◯委員長秋本享志君) それでは、ただいまから県土整備常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。  朝日新聞千葉総局ほか16者から、本常任委員会の取材のため録音したい旨の願い出があります。千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。  また、日刊建設タイムズ社から、本常任委員会の取材のため撮影したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。撮影が終了するまで、しばらくお待ちください。     (写真撮影) ◯委員長秋本享志君) それでは、そろそろ撮影を終了とします。  ここで、審査に入る前に申し上げます。本委員会の運営について、新型コロナウイルス感染防止対策に引き続き御協力をお願いします。なお、傍聴については、一般席の定員を10名とさせていただきますので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長秋本享志君) それでは、まず初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員山本委員水野委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件 ◯委員長秋本享志君) 本委員会に付託されました案件は議案13件であります。よろしく御審議願います。
           ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長秋本享志君) 初めに、議案の審査を行います。  県土整備部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  池口県土整備部長◯説明者池口県土整備部長) 本日、御審議をいただく議案は予算関係4件、条例関係2件、その他7件、合わせて13議案でございます。  初めに、議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)の県土整備部関係予算について御説明いたします。今回の補正予算では、人事委員会勧告に基づく職員の給与改定を行うための人件費を増額するほか、公の施設の指定管理や施工時期の平準化を図るための債務負担行為及び適正な工期を確保するための繰越明許費を設定します。補正額は8,596万5,000円の増額となり、その結果、県土整備部一般会計予算の総額は、既定予算と合わせて1,401億1,923万8,000円となります。  続いて、議案第2号令和4年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第1号)、議案第3号令和4年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第1号)及び議案第7号令和4年度千葉県特別会計流域下水道事業会計補正予算(第1号)につきましても、一般会計と同様に債務負担行為繰越明許費の設定を行うものでございます。  次に、議案第14号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。これは、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行規則等の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第17号都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。これは、市街化調整区域内に計画された産業拠点等に開発を誘導し、企業立地を可能とする新たな許可基準を設け、市町村の都市計画マスタープランに位置づけられた拠点整備を実現するため、関係する条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、議案第22号及び第23号契約の変更についてでございます。議案第22号は、令和4年2月定例県議会の議決を経た千葉港千葉中央地区コンテナクレーン更新工事に係る請負契約について、既設クレーン売却に伴い費用を減額するもの、議案第23号は、平成30年12月定例県議会の議決を経た公共つくばエクスプレス沿線整備工事十余二船戸線箱型函渠築造)に係る工事請負契約について、インフレスライド条項の運用に関する県の通知に基づく変更などにより契約額を増額するものであり、それぞれ契約金額の変更契約を締結するに当たり、議会の議決を得ようとするものでございます。  次に、議案第25号千葉県道路公社が行う有料道路事業計画の変更について、議案第26号茨城県道路公社が行う有料道路事業計画の変更について、議案第27号埼玉県道路公社が行う有料道路事業計画の変更についてでございます。これらは、千葉県道路公社、茨城県道路公社及び埼玉県道路公社が、国土交通省関東地方整備局長有料道路事業変更許可申請を行うに当たり、道路管理者である千葉県が同意するため、議会の議決を得ようとするもので、その内容は、障害者割引割引対象車両について、事前登録されていない車両を割引対象に追加することでございます。  次に、議案第28号訴えの提起についてでございます。これは、令和元年房総半島台風等の災害の被災者に対し、最大2年を期限として供与を行った賃貸型応急住宅について、期限を経過しても明渡しを行わない者に対し、住宅の明渡し等を求め、訴えを提起するものでございます。  次に、議案第31号指定管理者の指定についてでございます。これは、県立八千代広域公園の指定管理期間が今年度で満了することに伴い、令和5年度からの新たな指定管理者を指定するため、議会の議決を得ようとするものでございます。  続きまして、諸般の報告として4件御報告いたします。  初めに、千葉北西連絡道路について申し上げます。  千葉北西連絡道路は、国、県、沿線市などで構成する千葉北西連絡道路検討会において検討が進められ、先月に開催された第4回検討会において、道路計画の基本方針が策定されたところです。県としては、早期に計画の具体化が図られるよう、引き続き、沿線市とともに積極的に国に協力してまいります。  次に、千葉港ポートセミナーについて申し上げます。  県では、千葉港の魅力と将来性について、船会社や出荷企業など多くの皆様にアピールするため、11月18日、千葉港振興協会との共催により、都内において千葉港ポートセミナーを開催いたしました。当日、セミナーには、オンラインも含めて150名の参加者があり、その後の商談の場としての交流会には知事も出席し、千葉港の機能強化に向けた取組を伝えるとともに、さらなる利用を呼びかけました。県としては、引き続き、千葉県の貨物は千葉県の港からを目指して、県内港湾のPRに取り組んでまいります。  次に、都市計画区域マスタープランの見直しについて申し上げます。  都市計画上位計画となる都市計画区域マスタープランを令和7年度に見直すこととしており、昨年度から都市計画基礎調査に着手しているところでございます。前回の見直しからおおむね10年が経過し、広域道路ネットワークの整備の進展、生活圏、経済圏の広域化など、県土を取り巻く社会経済状況が大きく変化していることから、見直しに当たっては、千葉県全域の広域的な視点に立って、今後の都市づくりの方向性や方針を示す千葉県都市づくりビジョンを新たに策定した上で、市町村等の意見を丁寧に聞きながら取り組んでまいります。  最後に、第4次千葉県住生活基本計画の策定について申し上げます。  県では、住生活基本法に基づき、住宅施策を総合的かつ計画的に推進するため、先月、第4次千葉県住生活基本計画を策定いたしました。本計画では、住宅のセーフティーネットの構築、空き家対策といった従来からの課題に加え、自然災害への備えや脱炭素社会に向けた対応といった新たな要素を取り入れ、住まいの安全・安心の確保、県営住宅における省エネルギー化マンション管理の適正化などの施策展開を図ることとしています。今後とも市町村、建築関係団体など多様な主体と連携しながら、県民の豊かな住生活の実現に向けて取り組んでまいります。  以上が提案いたしました議案の概要説明と諸般の報告でございます。議案の詳細につきましては、担当課長から説明いたしますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  なお、青柳県土整備政策課長でございますが、本日体調不良で欠席させていただいております。議案の説明及び県土整備政策課関係につきましては、県土整備政策課課長花野井信弘が説明させていただきますので、御了承のほどお願いいたします。  以上でございます。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長秋本享志君) 初めに、議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  花野井県土整備政策課副課長。 ◯説明者(花野井県土整備政策課副課長) 県土整備政策課でございます。議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  お手元の常任委員会資料1ページをお開きください。一般会計の12月補正予算は、(1)県予算に対する県土整備部予算の割合(一般会計)の県土整備部予算の行の12月補正額2)に記載のとおり8,596万5,000円の増額であり、補正後の予算額は、右隣の3)に記載のとおり1,401億1,923万8,000円となります。  続きまして、2ページを御覧ください。県土整備部予算性質別内訳になります。補正の内容といたしまして、2ページ、一番上の行の1、人件費について、人事委員会勧告に基づく職員の給与改定を行うため、8,596万5,000円の増額を計上しております。  続きまして、3ページ下段の繰越明許費の表を御覧ください。繰越明許費については、先行工事の遅延や関係機関との協議に不測の時間を要したことなどによりまして、年度内に終了しない見込みとなった事業について、適正な工期を確保するため、合計171億4,124万円の繰越明許費を設定しようとするものでございます。  続きまして、4ページ、債務負担行為(追加)の表を御覧ください。債務負担行為の追加として39事業を計上しております。このうち事項名の最後に(平準化推進分)と記載している36事業については、施工時期の平準化を推進するため、今年度の支出を伴わない債務負担行為、いわゆるゼロ債と呼ばれる債務負担行為を設定するものです。このほか、5ページの下から2行目の千葉県立八千代広域公園管理運営事業については、令和5年度以降の指定管理者を指定するため、また、5ページの一番下の行の公営住宅建設事業については、金ケ作県営住宅第2期建設工事等変更契約を行うため、債務負担行為を設定するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  宇野委員。 ◯宇野 裕委員 それでは、議案第1号補正予算についてお伺いをしたいと思います。今回の補正予算において、ただいま説明もありましたけども、平準化推進分債務負担行為、いわゆるゼロ債の要求が出ております。県土整備部の工事の平準化について改めてお伺いをしたいと思います。  公共事業は、年度当初は閑散期、年度後半期は繁忙期となりがちであり、繁忙期になりますと、技能労働者は時間外勤務が増え、休日も確保しづらくなる、閑散期では仕事が少なくなり、収入が不安定になるということを現場の声として聞いているところでございます。将来の建設業界を担う人材を確保する上でも、施工時期の平準化は大変重要であると考えております。特に県土整備部では、公共事業の発注が多く、地元建設業への影響も非常に大きいと思われます。  そこでお伺いをしたいと思います。施工時期の平準化により、どのような効果を見込んで取り組んでいるのか、お尋ねいたします。 ◯委員長秋本享志君) 花野井県土整備政策課副課長。 ◯説明者(花野井県土整備政策課副課長) 県土整備政策課でございます。  施工時期の平準化は、年間を通じた工事量の安定により、建設業の経営の健全化や担い手の育成、確保につながり、また、発注者にとりましても公共事業の品質確保が図られ、受発注者の双方に効果があると見込んでおります。県土整備部では、出先機関と本庁担当課で構成する会議等を設置し、所属単位で設定した四半期ごとの契約目標に基づきまして執行状況の管理等を行うとともに、ゼロ債や2か年債務の活用、早期の繰越設定などにより施工時期の平準化に取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございました。現場の声によく耳を傾けていただきまして、この平準化という大きな目標に向かって、これからも頑張っていただきたいと要望でございます。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第2号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第2号令和4年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第1号)を議題といたします。  当局に説明を求めます。  大村港湾課長◯説明者大村港湾課長) 港湾課でございます。議案第2号令和4年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第1号)について説明させていただきます。  お手元の常任委員会資料6ページをお開きください。これは、コンテナターミナル拡張に伴う港湾利用者との調整による遅延により、繰越明許費として1億6,500万円を設定するとともに、施工時期の平準化を推進するため、荷役機械、給電用ケーブルの更新などについて債務負担行為を設定するものです。  以上で説明を終わりにいたします。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第2号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第2号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────
           議案第3号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第3号令和4年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第1号)を議題といたします。  当局に説明を求めます。  増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) 市街地整備課長の増田でございます。議案第3号令和4年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第1号)について御説明いたします。  お手元の常任委員会資料7ページをお開きください。補正の内容でございますが、繰越明許費及び債務負担行為の設定を行うものでございます。  まず、上段の繰越明許費の表を御覧ください。これは、地権者との協議の遅延などによりまして、年度内に完了しない見込みとなった事業について適正な工期を確保するため、繰越明許費を設定しようとするものでございます。金額につきましては、4地区合計で52億8,447万1,000円で、地区別の金額は記載のとおりとなってございます。  次に、下段の債務負担行為(追加)の表を御覧ください。これは、施工時期の平準化を図るため債務負担行為を設定しようとするものでございます。限度額につきましては、表にありますように、金田西地区が2億5,500万円以内、運動公園周辺地区が2億800万円以内、柏北部中央地区が2億3,900万円以内、最後に木地区が1億4,900万円以内となってございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決します。  議案第3号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第3号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第7号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第7号令和4年度千葉県特別会計流域下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  島田下水道課長◯説明者島田下水道課長) 下水道課でございます。議案第7号令和4年度千葉県特別会計流域下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  常任委員会資料の8ページを御覧ください。補正の内容でございますが、各流域下水道事業につきまして、施工時期の平準化を推進するための債務負担行為を設定しようとするものでございます。  限度額につきましては、印旛沼流域下水道事業管理費が4億300万円以内、印旛沼流域下水道事業建設費が1,600万円以内、手賀沼流域下水道事業管理費が1億1,300万円以内、手賀沼流域下水道事業建設費が1億4,400万円以内、江戸川流域下水道事業管理費が6億1,800万円以内、江戸川流域下水道事業建設費が7,900万円以内でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第7号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第7号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第14号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第14号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  霞建築指導課長◯説明者霞建築指導課長) 建築指導課でございます。議案第14号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  お手元の常任委員会資料9ページをお開きください。令和4年10月1日等に施行されました建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行規則等の一部改正に伴う建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料並びに低炭素建築物新築等計画認定申請手数料の改正等を行うものでございます。  改正の内容としましては、1つ目として、共同住宅等に係る住戸ごとの申請の廃止や、2つ目として、低炭素建築物認定の申請単位の変更に伴う手数料の改定、3つ目として、簡易な審査方法である仕様基準に係る手数料の新設などを行うものでございます。  施行期日につきましては、令和5年1月1日からです。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第14号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第14号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第17号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第17号都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 都市計画課でございます。議案第17号都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  お手元の常任委員会資料の55ページをお開きください。改正理由ですが、市町村の都市計画マスタープランに位置づけられた市街化調整区域内の産業拠点等について、周辺の市街化を促進するおそれがなく、市街化区域内に適地がないと認められる場合には、知事が事前に当該区域を指定することで、流通業務施設工業施設の開発が可能となるよう、条例の一部を改正するものです。  改正の内容ですが、市街化調整区域の立地基準に「市町村の都市計画マスタープランにおいて、流通業務施設又は工業施設の用に供することとされている土地の区域のうち、知事が周辺の市街化のおそれがないなどと認めて指定した土地の区域において、流通業務施設又は工業施設を建築する目的で行う開発行為」を追加いたします。また、指定手続その他所要の規定の整備を行うものです。  施行期日につきましては、令和5年3月1日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  高橋委員。 ◯高橋 浩委員 それでは、質問させていただきます。議案第17号でございますが、本会議でも質問させていただきましたが、千葉県においては産業用地が少なくなっているということの中で、必要ではないかということでお話しさせていただきました。別の議員の方も何名か質問されたようでありますが、この12号条例の改正においては、県が開発の権限がある17の市町に適用されるということであります。市町の都市計画マスタープランに位置づけられた産業拠点に対して、県が最終的に指定することで開発が可能というふうになるということでありますが、これを指定していく場合の具体的な指定要件はどのようなものかお聞かせください。 ◯委員長秋本享志君) 横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 都市計画課でございます。  具体的な指定要件についてですけども、まず、市町村の都市計画区域マスタープラン産業拠点として位置づけられていることが必要となります。あと、建築できる建築物の用途は、市街化を促進するおそれがない施設として流通業務施設、または工業施設としています。区域面積は市町村の都市計画マスタープラン産業拠点の実現を図るという趣旨から、5ヘクタール以上20ヘクタール未満とします。また、道路の接道についてですけども、開発に伴う発生交通量に対応するため、4車線以上の道路や幅員12メーター以上の道路、国県道などに接道していることとしております。なお、区域には災害ハザードエリアや農振農用地、保安林などは含められません。今後、これらの内容を定めた規則案や区域指定方針案についてパブリックコメントを実施し、年度内の施行を目指してまいります。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 高橋委員
    ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。千葉県の産業用地を確保するということである場合には、一歩前進かなというふうに考えておりますが、粛々と手続を進めていただきたいわけでありますが、これを12号条例の区域指定をする手続が、これからどのような流れになるのかをお聞かせください。 ◯委員長秋本享志君) 横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 都市計画課でございます。  手続の流れについてですが、市町は具体的な区域を定めた申出案を作成し、地権者や周辺住民への説明を実施した後、県に申出を行います。県は市町からの区域申出案を受理し、内容の確認を行った後、パブリックコメントを実施します。その後、市町の都市計画審議会に諮るとともに千葉県開発審査会の意見を聞きます。これら関係する方々への説明や、広く県民や第三者の意見を聞くなどの手続を経た後、県が告示することにより、区域指定となります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。県が許可権限を有する7市町に対して適用する12号条例ということでありますが、県が所管されてない市町もあるわけでありますが、この案に関しては、各自治体のマスタープランに入れれば同様のものがつくれるという考え方でよろしいんでしょうか。 ◯委員長秋本享志君) 横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 今回の条例改正案についてですけども、市街化調整区域を有する県内26市町のうち、県が開発許可権限を有する7市町として、君津市、富津市、四街道市、袖ケ浦市、富里市、酒々井町、栄町が対象となります。開発許可権限を有する市においては、各市で独自に条例を制定する権限を有していることから、開発行為に関わる条例の改正を行うことにより同様の対応が可能となります。なお、条例改正案の検討に当たり、市街化調整区域を有する26市町と意見交換や情報提供を行っており、引き続き開発許可制度について情報共有を図るなど、支援してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。これから産業用地は必要になってくるわけでありますが、多分この条例というのは、今まで権限のある市町村もそうなんでありますが、企業というのが、進出したいという企業が決まってから、いろんな地域の用地買収も含めて、同意も含めて行ってきたものを、基本的に先に自治体と地域の皆様方がまとまったんであれば、先に決めておこうというお話だと思います。企業の進出ということで考えたとしても、企業側として考えたとしても、そこの用地がある程度決まってるということであれば時間の本当に短縮になりますので、これがうまく活用できたら、いい政策かなというふうに考えたりしております。ぜひ権限を有してない自治体にも御説明をきちんとしていただいて、できるだけ産業用地の確保につながるように進めていっていただけたらなというふうに思います。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) そのほか質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) 質疑がないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第17号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第17号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第22号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第22号契約の変更についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  大村港湾課長◯説明者大村港湾課長) 港湾課でございます。議案第22号契約の変更について御説明させていただきます。  お手元の常任委員会資料62ページを御覧ください。本議案は、令和4年2月定例県議会の議決を経て契約した県単港湾整備(港建特別)工事(荷役機械製作据付工)について、契約の変更を締結するに当たり、千葉県県有財産及び議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定により、議会の議決に付すものでございます。  内容につきまして、まず1点目の工事概要ですが、工事名は県単港湾整備(港建特別)工事(荷役機械製作据付工)、工事箇所は千葉港千葉中央地区、千葉市中央区中央港、工事内容はコンテナクレーン製作・据付、1基でございます。  ここで、工事の内容につきまして、図面により説明させていただきます。お手元の常任委員会資料63ページを御覧ください。  まず、上段中央の航空写真を御覧ください。本工事、千葉港千葉中央埠頭のコンテナターミナルにおいて、荷役機械であるコンテナクレーンを更新する工事でございます。本機は、平成9年の供用後、24年が経過し老朽化が著しく、不具合や故障が発生していることから、更新工事を発注したものでございます。  変更内容について説明させていただきます。図面の中段のフロー図を御覧ください。既設クレーンにつきましては、新しいクレーンを据え付け、試運転した後に、本工事で撤去、処分する予定でしたが、購入希望があったことから、売却の公募をかけたところ、落札者が決定し、落札者が既設クレーンの撤去、搬出を行うこととなったため、本工事の撤去、処分を取りやめ、費用を減額することとなりました。このほか、荷役効率向上のためのクレーン仕様の変更による増額や、設計労務単価改正に伴う特例措置により新労務単価へ変更する増額も含め、全体として5,280万9,900円の減額を行うものでございます。  常任委員会資料62ページにお戻りください。2点目の契約の内容について御覧ください。  まず、契約事項ですが、県単港湾整備(港建特別)工事(荷役機械製作据付工)請負、契約の相手はJFEプラントエンジ株式会社東日本支店です。契約金額は変更前の11億1,760万円から10億6,479万100円となります。工期は令和4年3月19日から令和5年12月28日までです。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第22号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第22号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第23号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第23号契約の変更についてを議題といたします。  当局に説明を求めます。  増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) 市街地整備課でございます。議案第23号契約の変更についてを御説明させていただきます。  お手元の常任委員会資料64ページをお開きください。本議案は、平成30年12月定例県議会の議決を経て契約した公共つくばエクスプレス沿線整備工事十余二船戸線箱型函渠築造)について、契約の変更を締結するに当たり、千葉県県有財産及び議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決に付すものでございます。  内容につきまして、まず、1点目の工事概要でございますが、工事名は公共つくばエクスプレス沿線整備工事十余二船戸線箱型函渠築造)、工事箇所は柏市正連寺、工事内容は箱型函渠(非開削工法)、延長が33.3メートル、発進及び到達立坑各1か所となってございます。  ここで、工事の内容について御説明いたします。お手元の常任委員会資料65ページをお開きください。  本工事でございますけれども、つくばエクスプレス沿線で進めております柏北部中央地区土地区画整理事業におきまして、都市計画道路十余二船戸線の整備を行うものでございまして、現在、国道16号を通しながら、その直下のアンダーパス部におきまして鉄製のエレメントを貫入させ、そのまま本体構造物として用いる工法により、箱型の函渠を築造しているところでございます。  変更内容について御説明いたします。中段以降を御覧ください。インフレスライド条項の運用につきましては、建設工事請負契約書第26条第6項にインフレスライド条項がございまして、資材価格等の高騰に関して、工期内に急激な変動があった場合には、請負代金額の変更を請求することができると規定されているところでございます。今回、このインフレスライド条項に基づきまして、受注者より変更協議があったことから、約8,207万円の増額を行うものでございます。このほかに、汚泥処分先の変更などによる増額も含めまして、全体として9,152万7,700円の増額変更を行うものでございます。なお、当初請負金額29億3,544万円に対しまして、約3%の増額となってございます。  常任委員会資料64ページにお戻りください。2点目、契約の内容を御覧ください。  まず、契約事項でございますが、公共つくばエクスプレス沿線整備工事十余二船戸線箱型函渠築造)請負、契約相手方は鉄建・石浜特定建設工事共同企業体、契約金額は変更前の29億3,544万円から30億2,696万7,700円となります。工期は平成30年12月22日から令和5年2月13日まででございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  阿井委員。 ◯阿井伸也委員 この汚泥の処分なんですけれども、今まで予定していた流山市内の処分場が不許可になったということで、市川市内の処分場とありますが、これはどこまでの処分なのか。例えば、汚泥は乾燥させれば残土になりますよね。それなのか、例えば改良土にするのか、そして、それはじゃあ最終的にどこで処分するのか、処理するか、教えてもらえたらありがたいんですけども。 ◯委員長秋本享志君) 増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) 市街地整備課です。  こちらの処分につきましては、中間処理というようなところでございます。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 最終処分までは確認してるんでしょうか。 ◯委員長秋本享志君) 増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) すみません。マニフェストで確認しております。
     以上でございます。マニフェストで確認しております。     (阿井伸也委員、「マニフェストで確認してるということですね。分かりました。ありが     とうございます」と呼ぶ) ◯委員長秋本享志君) ほかに質疑はございませんか。  秋林委員。 ◯秋林貴史委員 様々資材高騰の中で、このインフレスライドというのは非常に大切な条項だと思います。その上で、本件については元の金額の1割以上のアップで8,207万円ということですが、この金額についてはどのような説明があって、どのような経緯で決まったのかを教えていただきたいと思います。 ◯委員長秋本享志君) 増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) インフレスライドでございますけれども、本年の2月28日付で、インフレスライド条項を運用することとした旨、県から、まず建設業関係団体等に送付をされてございます。その後、本年の4月1日付でございますけれども、受注者から県にインフレスライド条項に基づく請負代金額の変更の請求がございまして、その同じ日、4月1日を基準日とし、県では、出来高の確認、残工事量の算定、スライド額の算定を行ってまいりました。残工事量の算出をするためには、基準日までの出来形の数量を確認することになりますけれども、出来形の確認につきましては、インフレスライドの手引きに従いまして、受注者から提出される資料を基に、現場の施工状況、材料の搬入状況、また、工場製品につきましては、ミルシートですとか検査報告書、そういったもので確認をしております。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 秋林委員。 ◯秋林貴史委員 では、聞きたいのは、スライド額の8,207万円というのが、要はどのような根拠、どのような説明を受けて、要はこの金額になったかと。その金額が妥当だというのを、県の中ではどのような議論を踏まえた上で確定したのかと。そこをもうちょっと詳しく教えてもらいたいと思うんです。先方から言われた金額をそのまま、いいですよとは多分のんでないと思いますので、そこをちょっともう少し教えてもらいたいと思います。 ◯委員長秋本享志君) 増田市街地整備課長◯説明者増田市街地整備課長) 受注者のほうから数量等出てまいりますけれども、こちらについても県、出先事務所になりますけども、県のほうで確認をしてございます。また、単価につきましても、県の積算基準、こちらのほうにのっとりましてお金をはじいているというところでございます。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 秋林委員。 ◯秋林貴史委員 最後、要望させていただきます。今後、このスライド条項の適用が増えてくると思いますけれども、物価高騰の折、非常に影響を受ける会社も多いと思いますので、公共工事で行う影響を受ける工事関係者全てに適正な物価高騰分がきちんと行き渡るような形の取組を、今後もしていただきたいということを要望させていただきます。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第23号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第23号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第25号ないし議案第27号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第25号千葉県道路公社が行う有料道路事業計画の変更について、議案第26号茨城県道路公社が行う有料道路事業計画の変更について及び議案第27号埼玉県道路公社が行う有料道路事業計画の変更についての3議案については、内容が関連しますので一括議題といたします。  当局の説明を求めます。  西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。議案第25号、26号、27号、千葉県道路公社、茨城県道路公社及び埼玉県道路公社が行う有料道路事業計画の変更について、内容は同様のため、一括で御説明させていただきます。  常任委員会資料66ページをお開きください。本議案は、千葉県道路公社が国土交通省関東地方整備局に対して有料道路事業変更許可申請を行うに当たり、道路管理者である県が同意するため、道路整備特別措置法第16条第2項の規定により、議会の議決に付すものでございます。67ページは茨城県道路公社、それから68ページは埼玉県道路公社について、同様の内容となります。  有料道路の路線名でございますが、千葉県道路公社は東金九十九里有料道路、銚子新大橋有料道路及び銚子連絡道路であり、茨城県道路公社は第二栄橋有料道路、埼玉県道路公社は三郷流山橋有料道路になります。  次に、主な同意事項について御説明いたします。常任委員会資料の69ページをお開きください。  こちらについて、障害者割引の要件緩和についてでございます。障害者割引の対象車両について、現行では事前登録された車両、障害者1人につき1台のみを対象としておりますが、事前登録されてない車両、例えばレンタカーですとか代車等も割引の対象に追加するものでございます。  なお、この変更は令和4年度中に適用する予定となっております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はございませんか。  阿井委員。 ◯阿井伸也委員 すみません。ちょっと2点ほどなんですけど、この令和4年度中に予定というのは非常にファジーで、特に障害者の方々への、やっぱり周知徹底というのを図らないと、いざ料金所のところに来ても分からないと思うんですよね。その辺どのように考えているのか。  あと、この令和4年度中というのは非常にファジーな話で、いかがなものかなというふうに思いますが。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 今回の手続につきましては、議会の承認をいただきましたら、各道路公社におきまして国に変更申請をする予定でございます。所要の手続を踏み終えた後、今回の変更となります。また、周知につきましては、ホームページ等を利用しまして周知したいと考えております。時期につきましては3月を目指しております。今年度中ということでございます。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 特に障害者の方々への、やはり周知徹底をどのように図るのか、これが一番キーになると思います。恐らくその制度が変わっても、御存じなくて、今までどおりという方が増えると思いますので、ぜひ障害者の担当課ともきちっと話合いをして周知徹底を図って、早期の実現を目指していただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論及び採決を行います。  なお、討論及び採決は分割して行います。  初めに、議案第25号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第25号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第25号は可決すべきものと決定しました。  次に、議案第26号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第26号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第26号は可決すべきものと決定しました。  次に、議案第27号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。
     これより採決を行います。  議案第27号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第27号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第28号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第28号訴えの提起についてを議題とします。  当局の説明を求めます。  松村住宅課長。 ◯説明者(松村住宅課長) 住宅課でございます。議案第28号訴えの提起について御説明させていただきます。  常任委員会資料70ページを御覧ください。本議案ですが、県では、令和元年房総半島台風等の災害の被災者に対し、最大2年を期限として賃貸型応急住宅の供与を行ってまいりましたが、期限を経過しても明渡しを行わず、居住し続ける者に対し、住宅の明渡し等を求め、訴えを提起することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして、議会の議決に付すものでございます。  訴えの相手方ですが、住所及び氏名は資料の中ほどの内容の2番に記載のとおりでございまして、こちら50代の女性の方となります。  その概要でございますが、県では、相手方が入居期限、こちら入居期間が令和2年の6月10日から本年6月9日までの2年間となっておりましたので、入居期限は本年の6月9日までとなります。その期限を迎える以前から、地元市の福祉部局や居住支援法人などと連携し、継続的に訪問や文書の送付などにより、転居先の候補をお示しさせていただきながら退去を求めてまいりました。しかしながら、相手方は入居期限経過後も当該住宅に居住し続けておられまして、また、退去するつもりはないとの意思を示されるなど、自主的な退去の見込みがないことから、県としても、このような状況を続けさせることは認められませんので、現在居住する住宅の明渡し及び入居期限経過後から退去に至るまでの賃料相当額、こちら月額6万6,000円となりますが、その支払いを求め、提訴しようとするものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第28号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第28号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第31号関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、議案第31号指定管理者の指定についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  菰田公園緑地課長。 ◯説明者(菰田公園緑地課長) 公園緑地課でございます。議案第31号指定管理者の指定について御説明いたします。  常任委員会資料71ページを御覧ください。八千代広域公園の村上側につきましては、平成25年度から順次供用し、令和2年度からは指定管理者により園路や芝生広場の管理運営を行っており、今年度末をもって指定期間が満了することに伴い、令和5年度からの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  本議案における候補者選定までの経過につきましては、令和4年7月1日から8月31日まで事業者公募をした結果、2団体から応募がありました。候補者の選定に当たりましては、事業計画書の審査及び応募者からのプレゼンテーションを経まして、外部有識者による採点を行いました。この結果を踏まえ、県土整備部指定管理者選定委員会で公益財団法人八千代市地域振興財団を候補者として選定したところでございます。  選定理由といたしましては、各種イベントの開催等による利用者の増加やサービス向上等の提案がされ、公園の効果を高めることができるとともに、日常的な施設の安全管理や植栽、施設等の維持管理についても適正に実施できる計画が立てられていること、また、事業計画書に沿って管理を安定して行うために必要な能力を有しており、財務状況につきましても健全であること、労務状況についても整っていること、その他評価項目を総合的に勘案し、適切であると判断したためでございます。  指定期間は令和5年4月1日から令和8年3月31日までの3年間で、指定管理料は総額2,879万1,000円でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長秋本享志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第31号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長秋本享志君) 挙手全員です。よって、議案第31号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了いたします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長秋本享志君) 次に、諸般の報告・その他について質疑がありましたらお願いいたします。  宇野委員。 ◯宇野 裕委員 それでは、大きくは5点について質問、そしてまた要望等させていただきたいと思います。  初めに、広域的な幹線道路ネットワークについてお伺いをさせていただきます。圏央道や北千葉道路などの広域的な幹線道路ネットワークの充実強化は、本県の将来の発展のために必要不可欠ではないかなと常々考えているところでございます。圏央道につきましては、県内唯一の未開通区間である大栄−横芝間の整備が進められているところでありますが、私の地元の匝瑳市からのアクセスを考えると、大栄−横芝間が開通する際、銚子連絡道路が接続する松尾横芝インターチェンジがどのような形態になるのか非常に気になるところであります。  そこでお伺いをいたします。松尾横芝インターチェンジはどのような形態で整備されているのか。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。  圏央道の松尾横芝インターチェンジは、現在、東金方向のみの出入口を有するインターチェンジとなっておりますが、大栄−横芝間の開通に合わせまして、大栄方面への出入りも可能となるよう、フルインターチェンジの形態で整備されます。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。松尾横芝インターチェンジが大栄−横芝間の開通と合わせてフルインター化されれば、山武・東総地域とのアクセス性の向上が図られるものと大いに期待をされているところであります。現在、松尾横芝インターチェンジの周辺では鋭意工事が進められていると聞いております。  そこでお伺いをいたします。松尾横芝インターチェンジの整備状況と開通見通しはどうか。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。  松尾横芝インターチェンジについては、東日本高速道路株式会社により、大栄−横芝間の令和6年度の開通に向け、現在、圏央道本線と交差するランプ橋の下部工やインターチェンジ改築に伴う側道の付け替え工事が実施されているところでございます。県といたしましては、引き続き沿線市町と一体となりまして、東日本高速道路株式会社に最大限協力してまいります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。早期の目標完成に向けて、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、新たな湾岸道路についてお伺いをさせていただきます。湾岸地域においては、人、物の流れが集中していることから、広範囲にわたる慢性的な渋滞が発生しており、この解消が喫緊の課題となっております。本県の産業や経済の発展、観光振興の観点からも、新たな湾岸道路が必要であると、この委員会で、私もかつてこの問題について取り上げさせていただきました。改めてここでお伺いするわけでございますが、特に湾岸ルートにおいては、京葉道路と東関東道がありますが、災害時における代替性、多重性の確保のため、新たな湾岸道路を整備することで、人、物の流れをより安定的に確保できるようになり、県民の安全・安心な暮らしにつながるものと期待を寄せているところであります。  そこでお伺いをさせていただきます。新たな湾岸道路の計画の具体化に向け、どのように取り組んでいるのか。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。  新たな湾岸道路は湾岸地域における慢性的な交通混雑を解消し、湾岸地域のさらなる活性化や防災力の強化はもとより、国際競争力の強化、そして首都圏の生産性の向上を図るために重要な道路でございます。現在、国による、より具体的な検討が円滑に進むよう、国、県、沿線市が意見交換する場を設けているところでございます。県といたしましては、引き続き沿線市等との調整を含め、国に最大限協力してまいります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員
    ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。新たな湾岸道路は首都直下型の地震等々、やはり今、京葉道路があって、第一湾岸というんですかね、湾岸がある。もう1本造ることによって、3本大動脈というものがあれば、先ほど申し上げましたように代替性の確保というのができます。私の経験なんですが、中越地震が起きたときに新潟県にお伺いをしました。そのときに、一般道がかなり壊れちゃって、一般道が使えない状態でありましたけども、たまたま高速道路は強固な構造でありましたので使えて、新潟県まで行くことができまして非常に助かったなというふうな記憶がありますので、この京葉道路、現在の第一湾岸、そして新たな湾岸道路というものは、どうしても首都圏にとっての大動脈、3本ぐらいはあってもおかしくないんではないかなというふうに思っております。改めて要望させていただきますが、新たな湾岸道路は災害時に県民を守るために必要な道路であり、引き続き、早期の具体化に向けて、国との協議のときに、やはり千葉県の強い意志というのが大変重要だと思いますので、千葉県がリーダーシップを取るような形で国を引っ張っていく、そして市町村も引っ張っていくというような気概を持って取り組んでいただけるよう要望したいと思います。  次に、広域的な幹線道路ネットワークにアクセスする道路の整備についてお伺いをいたします。先ほども申し上げましたけども、銚子連絡道路は圏央道に接続をして、山武・東総地域の広域的な幹線道路ネットワークを形成するとともに、農林水産物の販路拡大や地域経済の活性化を図り、防災力を向上させる大変重要な道路だと認識をしているところであります。横芝光町から匝瑳市間については、現在、全線にわたって工事を展開しており、令和5年度の開通に向けて着実に整備が進められていると聞いております。これに続く匝瑳市から旭市間についても早期に整備いただくことで、私の地元の匝瑳市のポテンシャルを十分に発揮できるだけでなく、旭市、銚子市も含めた当該地域の活性化につながるものと大いに期待をしているところであります。  そこでお伺いをいたします。銚子連絡道路の匝瑳市から旭市間の取組状況はどうなっているのか、お伺いいたします。 ◯委員長秋本享志君) 大塚道路整備課長。 ◯説明者(大塚道路整備課長) 道路整備課でございます。  取組状況はどうかについてですが、銚子連絡道路の匝瑳市から旭市までの13キロ区間については、9月から10月にかけて、測量の実施に先立つ地元説明会を開催したところであり、現在、全線にわたって地形測量を実施しております。今後は道路設計に必要となる地質調査にも着手してまいります。引き続き地元の御理解と御協力をいただきながら、整備推進に努めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。着々と旭市と匝瑳市間が進んでるということで大変心強く答弁を伺いました。これから最大の難関であります用地買収が、数年先には、再来年ぐらいからですかね、早ければ、進むと思いますけど、この用地買収が何としても大きな山だと思います。マンパワーを発揮していただいて、用地買収が進んだところから工事を進めていただければ、完成に向けて早まるのではないかなというふうに期待を持っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  あと2問です。すみません。次に、県内の道路ネットワークの整備については着実に進められているところですが、日常的な道路管理についても、同様に大変重要であると考えております。この委員会でも多くの委員の方から指摘があったテーマでございます。私の地元海匝地域では、地域の日常生活を支える県道だけではなく、国道126号など主要な幹線道路においても、残念ながら路肩などに繁茂する雑草がしばしば見受けられ、地域の方からも多くの要望が寄せられるなど、維持管理が適切に行われているとは言い難い状況にあるのではないかなというふうに思っております。このことから、道路利用者の安全な交通を確保することはもちろんのこと、地域の要望に対応するためにも、道路除草に係る予算が十分に確保されていないように見受けられます。  そこで、道路除草の予算の推移はどのようになっているのか、お伺いいたします。 ◯委員長秋本享志君) 秋元道路環境課長。 ◯説明者(秋元道路環境課長) 道路環境課でございます。  道路除草に係る予算につきましては、側溝清掃や植栽の剪定なども含めた道路維持修繕費として計上しており、この予算は平成24年度当初予算の11億900万円に対して、令和4年度の当初予算では22億700万円となっておりまして、10年前と比べて約2倍に増加しております。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。道路維持修繕の予算は10年前に比べて2倍に増額されていると。除草の費用も増額しているとのことですが、先ほど申し上げたとおり、県管理道路の除草が十分にできていない状況を踏まえ、適切な道路の維持管理を行うためには、さらに除草に係る予算を増やしていただいて、最低でも年に2回ぐらいの除草を実施する必要があるのではないかなというふうに思っております。  そこで、道路除草の予算をさらに増額していくべきではないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。 ◯委員長秋本享志君) 秋元道路環境課長。 ◯説明者(秋元道路環境課長) 道路環境課でございます。  道路除草の予算は、道路パトロールや地域の要望を踏まえ、必要な予算の確保に努めておりますが、地域の方々からの要望が年々増加する傾向にあります。このため、今後も引き続き必要な予算の確保とともに、雑草の発生を抑制するシートの設置など、除草に代わる対策に積極的に取り組み、限られた予算の中で効率的な維持管理に努めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。年々増加している地域の要望への対応だけではなくて、実際に現場で対応に苦慮している土木事務所の皆様方のためにも、引き続き必要な予算の確保に努めていただきたいと思います。  また、除草を行う上で、刈った草の処分費を少しでも縮減できれば、さらに除草予算を有効活用できるのではないかなと思いますので、御考慮いただきたいと思います。例えば、刈った草を県有地に集めて保管をして、堆肥として利用するなど効率的に草の処分が行える取組について、ぜひ検討していただければありがたいなというふうに思います。これは要望でございます。  最後になりますが、先ほども部長の御挨拶の中にもありましたが、次回の都市計画区域マスタープランの見直しについては、我が党の代表質問で質問したところであります。知事から、今後の都市づくりにおいては広域的な視点が必要であり、都市づくりの方向性や方針を示す千葉県都市づくりビジョンを新たに策定し、見直しを進めていくとの答弁がありました。  そこでお尋ねいたします。千葉県都市づくりビジョンの策定の目的はどのようなものか、お尋ねいたします。 ◯委員長秋本享志君) 横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 都市計画課でございます。  策定の目的についてですけども、県では、令和7年度、社会経済情勢が大きく変化していることを踏まえ、10年ぶりに都市計画区域マスタープランを見直しすることとしています。見直しに当たっては、広域幹線道路の整備の進展、頻発・激甚化する自然災害、また、ライフスタイルの変化などに適切に対応するため、新たに都市づくりビジョンを策定することとしました。広域自治体である県として、県民の暮らしや仕事などの基盤となる都市づくりが、よりよいものとなるよう、その方向性を示すことを目的としております。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 最後の質問になります。令和7年度の都市計画区域マスタープランの見直しに当たり、大きく変化している社会情勢に適切に対応するために、都市づくりビジョンを策定するとのことであります。  そこでお伺いをいたします。千葉県都市づくりビジョンの内容はどのようなものか。よろしくお願いします。 ◯委員長秋本享志君) 横土都市計画課長◯説明者横土都市計画課長) 都市計画課です。  都市づくりビジョンの内容についてですけども、千葉県都市づくりビジョンでは、目指すべき都市の姿を、「多様化するライフスタイルに対応し、暮らし続けたいと思える魅力あふれる豊かな都市」とし、構造、安全・安心、暮らし、産業、環境、マネジメントの6つの視点から都市づくりの方向性を定めることとしています。今後は広域道路ネットワークの整備の進展、県民の生活圏や経済圏の広域化、流域治水の推進など、広域的な視点に立った都市づくりが重要と考えています。現在、原案の作成が終了しており、都市計画審議会や市町村等から意見を聞くとともに、パブリックコメントを実施し、広く県民の意見も聞いた上で策定を進めてまいります。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。この千葉県都市づくりビジョン、将来の千葉県の発展に確実につながるビジョンとなるよう強く要望をして、質問を終わります。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 ちょっと一般質問で質問できなかった御質問で、地元の話題で恐縮ですけれども、まず、主要地方道千葉大網線大網駅入り口からスマートインターチェンジ間の道路改良、これについての現在の状況、それから、それに附帯する脇を流れる、また駅から県道方面に流れている小中川の改修事業の進捗状況、まずこの2点を伺いたいと思います。 ◯委員長秋本享志君) 大塚道路整備課長。 ◯説明者(大塚道路整備課長) 道路整備課でございます。  主要地方道千葉大網線大網白里スマートインターチェンジ入り口から駒込交差点までの進捗状況でございますが、現在、延長0.9キロメートルの区間で道路拡幅事業を実施してるところでございます。現在、スマートインターチェンジ側の0.5キロメートル区間を優先区間としており、並行している小中川の整備と一体的に進めることとしております。昨年度に境界立会いなど用地測量を実施し、今年度は一部残る境界立会いや土地の価格調査などを進めており、交渉に入る準備が整い次第、用地交渉に入っていきたいと考えております。今後、用地取得に向け、土地開発公社などの外部委託も検討しながら、早期の用地取得に努めるとともに、小中川の整備と連携を図りながら、事業の推進を努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 松宮河川整備課長。 ◯説明者(松宮河川整備課長) 河川整備課でございます。  小中川につきましては、JR外房線から上流の池田橋までの900メートル区間、これにつきまして、河道断面拡大のための護岸工と掘削工を実施しているところでございます。これまで50メートルの護岸が完成いたしまして、現在は110メートルの護岸工事を実施しておりまして、これにつきましては今年度完成する予定で進めているところでございます。あわせまして、来年度の護岸の工事に向けまして、用地買収、これについても今進めているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 ありがとうございます。河川のほうは補正で予算組んでいただいて、先に実施していただいております。例の豪雨災害のとき、あの駅周辺駐車場、300台、車が浸水してオシャカになりました。それから駅周辺の駐車場の利用者が3分の1減ったというふうに駐車場の経営者の方々は言っていたようでございまして、災害対応でもありますので、一日も早い、ぜひ完工をお願いしたいと思います。  それと、河川のほうで1か所だけ気になるのが、駅の鉄道の脇にある市道の橋梁なんですね。これについて、二級河川に架かる橋梁ですから、河川改修によって生じるということは、この橋の架け替えについては原因者負担のルールでいけば、県が負担をするべきというふうに思うんですけども、現在の時点での県のお考えを伺いたいと思います。 ◯委員長秋本享志君) 松宮河川整備課長。 ◯説明者(松宮河川整備課長) 河川整備課でございます。  無名橋のことでよろしいですか。無名橋なんですけども、あそこは道路の管理をしてるのは大網白里市になりまして、概略なんですけども、今、設計進めてるところです。河川が原因であれば100%河川の負担になるんですけども、聞くところによりますと、道路のほうも道路の幅を広げるようなお話もあると思いますので、その辺については、大網白里市と費用負担なんかも含めて、設計の中で協議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 ありがとうございます。それから、先ほど議案第23号の中で、これはもう採決されてるんですけども、例えばインフレスライド条項の適用のときに、9,152万7,700円というふうに増額になると思うんですね。こういうときの、例えば国、県や、事業者が負担する場合もあるかもしれませんけども、こういうケースは、例えば国は補正をしてくれるんでしょうか。県土整備政策課で分かる。部長どうなんでしょう、分かんないみたいだから。 ◯委員長秋本享志君) 池口県土整備部長◯説明者池口県土整備部長) 部長でございます。  そういった情報は今のところ私としては、インフレスライド条項ということで補正とかというところについてはちょっと把握しておりません。すみません。     (阿井伸也委員、「ないんですね」と呼ぶ) ◯説明者池口県土整備部長) はい。
    ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 ということは、前の委員会でも申し上げたんですけども、これだけ物価が、また建築資材等の物価高、また燃料費が上がってくると、それぞれの事業の予算規模が大きくなってくるわけですね。そうすると、当初想定していた事業量をこなせなくなる。以前、堂本知事の時代に県単事業が削られて、いわゆる国庫補助事業に付け替えられたという事例がありますけれども、現在、県土整備部でそんなことはないんでしょうか。あるのかないのか。 ◯委員長秋本享志君) 花野井県土整備政策課副課長。 ◯説明者(花野井県土整備政策課副課長) 県土整備政策課でございます。  ないと認識しております。 ◯委員長秋本享志君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 分かりました。本当に県単事業というのは、なかなか国庫補助事業でできないきめの細かな事業が多いので大変だと思いますけども、ぜひ県単事業を削らずに事業実施をしていただきたい。そのためには、やはり今回みたく人件費だけの補正ではなくて、事業費のほうもきちっとかかる分だけ、やはり補正をすべきだというふうに私は思いますので、予算折衝になると思いますけども、きちっと補正計上して、予定どおりの事業執行をできるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 秋林委員。 ◯秋林貴史委員 1点お聞きをさせていただきます。今日も雨ですけれども、大雨対策についてお聞きをします。特に内水氾濫について、私の地元の松戸では、内水氾濫の被害が過去多発いたしました。道路の冠水や建物の浸水、また、下水管に雨水が入り込んでしまって、いわゆる不明水によってトイレが逆流をして使えなくなってしまうということで、非常に困ったという声が届きまして、様々要望させていただいて、相当改善をしていただきました。以前に比べれば被害は減少してきておりますけれども、まだまだ油断できない状況なのですが、そこでお聞きしたいのは、例えば松戸に、例として言ってもらっても結構なんですが、この浸水、冠水とか不明水対策について、どのような対策を取ってきたのかということと、今後どのように対応していくのかということを教えていただきたいと思います。 ◯委員長秋本享志君) 島田下水道課長◯説明者島田下水道課長) 下水道課でございます。  内水氾濫対策についての御質問でございますが、まず初めに、内水氾濫に起因する浸水被害の防止対策でございますが、市町村が主体となりまして、公共下水道事業によって、雨水管や雨水貯留施設などの整備を行っているところでございます。県としましては、国の施策や好事例などの情報提供や技術的助言、予算確保に向けた国への要望活動など、引き続き市町村を支援してまいります。  次に、具体的なお話ということでございますが、道路冠水につきましては、稔台等で冠水被害が発生しておりますが、こちらにつきましては、市の協力を得ながら、県によりまして排水施設を整備し、近年では冠水被害が改善されているところでございます。また、不明水による被害につきましては、古ケ崎や栄町付近で被害が発生したところでございますが、こちらにつきましては、これまで、県では江戸川第二終末処理場の揚水ポンプの能力増強などの施設の改造を行ってまいりました。また、関係7市におきましては、マンホールの蓋穴閉塞や宅地内の誤接続解消など、雨水の浸入防止対策を継続して進めているところでございます。これらの対策によりまして、江戸川左岸流域下水道では、平成28年度以降、不明水による被害は発生していないところでございます。引き続き県と関係市が連携しまして、不明水対策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 秋林委員。 ◯秋林貴史委員 ありがとうございました。引き続き、今後も大雨が予想されますので、対策のほう、取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長秋本享志君) 水野委員。 ◯水野友貴委員 私からは千葉北西連絡道路についてお伺いしていきたいと思います。池口部長から諸般の報告でもありましたけれども、千葉北西連絡道路検討会において、計画の具体化に向けて進めてきたところで、地元市も地域住民も、この道路につきましては大変期待している道路となっております。この千葉北西連絡道路につきましては、千葉県の広域的な道路計画の方向性を定める千葉県広域道路交通ビジョン・千葉県広域道路交通計画において、千葉県北西部を南北に連絡する高規格道路として計画されている道路となっています。まず、千葉県として北西連絡道路への認識や意義であったり、現在の検討状況についてお聞かせください。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。  千葉北西連絡道路は、国道16号などの交通円滑化や県内外との交流連携を強化するとともに、災害時においては物資の供給、あるいは広域的な応急活動などに寄与する重要な道路と、そのように認識しているところでございます。検討状況でございますが。これまでに千葉北西連絡道路検討会におきまして、当該道路の位置づけ、あるいは交通状況、そして期待される効果等につきまして確認されたところでございます。先月開催された第4回検討会において、この道路は多車線の自動車専用道路とすることや、主要な幹線道路となる常磐自動車道と国道6号へのアクセス性を考慮することなどが基本方針の中で策定されたところでございます。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 水野委員。 ◯水野友貴委員 ありがとうございます。今、具体的に交流連携の強化であったりとか、それから災害時の応急活動に寄与するというお話がありましたけれども、今おっしゃっていただいたとおり、千葉北西連絡道路の整備効果としては、やはり国道16号の渋滞緩和であったり、また沿線住民の利便性や快適性の向上、そして地域の経済活動の活性化や迅速な救急医療活動に寄与することなどが期待されているところです。この千葉北西連絡道路検討会において、今御答弁いただいたとおり、11月25日、基本方針が策定されたところですけれども、この後の予定としては、概略ルート・構造の検討に着手というふうにありますが、この千葉北西連絡道路について、今後、県はどのように取り組んでいくのかお聞かせください。 ◯委員長秋本享志君) 西山道路計画課長。 ◯説明者(西山道路計画課長) 道路計画課でございます。  当該道路につきまして、機運醸成を図るために、先月に沿線市と連携しまして、第2回となる千葉北西連絡道路シンポジウムを開催したところでございます。今後も国、沿線市と連携いたしまして、当該道路の必要性等について地域住民の理解が得られるよう積極的に取り組んでまいるほか、計画段階評価の着手について国に働きかけるとともに、概略計画の検討が進められるよう協力してまいります。  以上でございます。 ◯委員長秋本享志君) 水野委員。 ◯水野友貴委員 国にしっかりと働きかけていただきたいと思っております。今、御答弁いただいた2回目となるシンポジウム、私も地元の我孫子市のけやきプラザで開催されて、参加させていただきまして、関係する県議の皆さんも御出席されておりました。その際に、地元の市長の皆さんからも、パネルディスカッション等で早期の実現を要望されておりました。その際に、このシンポジウム、我孫子市内の自治会長の皆様方も多く参加をされており、このシンポジウムに参加された皆様方から、やっぱり早く実現、早期実現というところを多くお話をいただきました。このシンポジウムの中で東京理科大学の教授の寺部慎太郎先生が御講演されていた中で、今、御答弁にあったように、地元への丁寧な説明や意見把握というところで、地域とのコミュニケーションが非常に大切だというようなお話がありました。今後、概略計画の検討、計画段階評価を進めることになっておりますけれども、やはりシンポジウムという形だけだと一方的な部分がありますので、この先生のお話だと、やはり利害関係者全てをリストアップして議論を行っていって、そして理解を求めていくことが非常に大切というようなお話もされましたので、シンポジウムのみならず、様々な関係者としっかりと議論ができる場の提供なども含めて、前向きに御検討いただいて、そして積極的に取り組んでいただきたいと思います。これは要望です。  以上になります。 ◯委員長秋本享志君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) 以上で諸般の報告・その他に対する質疑を終結いたします。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長秋本享志君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) 特に発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長秋本享志君) 次に、委員の派遣についてお諮りいたします。  本日、委員会終了後、銚子連絡道路の状況に関する調査のため、委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長秋本享志君) それでは、そのように決定します。  なお、詳細については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長秋本享志君) 以上で県土整備常任委員会を閉会いたします。        午前11時34分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....